moon's refuge

槻*の織り成す言葉や世界観で詩や日記をメインに綴っていきます!((*´∀`))

パンドラに棲んでる女の子

 

こんばんはー。槻でございます。

 

毎日、すごく暑いですね・・・

いかがお過ごしでしょうか

みなさん体調等、崩されてませんでしょうか?

 

 

コロナも大変なことになってきて

終息どころか拡大の一途を辿っていますよね

 不安もありますが今日はいつもとは少し違って

詩的な物書きで最近の気持ちや思いを

吐露できればいいかなと思います

いつも作中に登場してくれる女の子には

とても申し訳ない気持ちでいっぱいですが・・・

きっとぼくの代わりに

代弁してくれると思うので

思いの丈を書き綴りたいと思います

 

 

 

 

朝、起きてじゃららと音がするのです

 あたしは檻の中に棲んでいる

 

鎖に繋がれて生かされて泣くも笑うも制圧されて

あたしの自由は死んだんだ

 

ウイルスが蔓延して

ストレスが心を貪り喰って

血反吐を吐いて

なんて醜いあたしだろう

 

あたしの世界ってなんだっけ

 

 

誰にも届かないあたしの声

見る術を忘れた青い空

命を守るためには

仕方がないことなのかもしれない

自粛、自粛で、あたしに監禁された

無垢なあたしは

あたしじゃなくなってしまった

 

 

命を守るために

感染しないために

餌の代わりにストレスをばら撒かれ

喰って酔って嗤ってる

 

あたしは本当に生きていていいのだろうか

 

あたしに赦されたのは

腕を切ること?

薬を飲むこと?

あたしであたしを殺すこと?

 

 

ただ呼吸がしたいだけなんだ

 

部屋に閉じ込められて

会社で捌け口やストレス発散の標的になって

人生にあたしの居場所なんてどこにもない

 

桐島、部活やめるってよ。に

桐島くんが出てこないように

あたしの人生においてあたしが出てこなくとも

不思議でも何でもない

 

 

泣くのは罰だ

あたしの心が腐ってるから

藻掻くのは罪だ

あたしの意識が蝕まれてるから

辛いのは、逃げ出したいのは、

苦しいのは、死にたいのは、

幽閉された感情や記憶や言葉たちは

朽ち果ててまた死んで死んで死んでいく

 

 

誰かに助けて欲しいわけじゃない

ただ、ただ遠くにいきたいだけなんだ

あたしの世界に誰もいないなら

あたしも独りでいいじゃない

 

 会社でも家でも気を遣って遣って

毒を浴び、笑顔で振る舞い

何事も無かったように

仕事をして家事をして

我慢して我慢して我慢だけをして

パンドラの箱の中だけで生きていく

 

 

 慣れてるから別にいいんだ

あたしが壊れてしまっても

 

あたしの中のあたしたちが

どんどん失われてしまっても

なんだって、どうだって

もうもうもうもうもうもうもう

あたしには関係ないのだから

 

あたしがいないあたしの世界は

あたしだけが我慢して

あたし独りが受け止めて

苦しくても辛くても吐きそうになっても

逃げたくても死にたくなっても

我慢して耐えて堪えて凌んで

誰からも気付かれずに終わらせることが出来るなら

みんなは自然と笑顔になれる、きっとそう

あたしの幸せはみんなのしあわせ

そう思うんだから

それがきっとほんとのしあわせ

 

 

自粛するよりも

ストレスや重圧の方が苦しかったりもするけれど

それもすべて何もかも我慢すれば済む話

あたしはあたしに興味ないから

死のうが生きようが好きにして

 

明日も血を吐きながら笑って

あたしの周りをドン引かせながら

みんなを幸せにするために

あたしは死ぬまで我慢する

 

 

 周りの環境はごちゃごちゃごちゃごちゃ

声や音がうるさすぎるんです

神経に亀裂が生じて脳内崩壊を犯すように

 

騒音で埋め尽くされて

恐怖と不安で支配されて

肉体だけでも監禁されているのに

精神や意識までも雁字搦めですか

会社でも自宅でも

 

自由も欲望も幸福も何もないし残ってない

干渉されてプライベートも奪われて

時間も生きる活力も全てすべて

燃やされて、破棄されて

ゴミ箱目掛けてまっしぐら

 

 

 あたしじゃなくなることこそが

あたしの人生の糧になる

心はとっくに死んでいる

 

 書いてることも悩むことも抱えていることも

いったりきたり、ころころ変わって

パニクって焦って、迷って、泣いちゃって

何がしたいのか、どうなりたいのか

なんだかもはや良く分からない

でもあたしのことだし別にいいよね

 

生き方も笑い方も忘れてしまった

 

 壊れたあたしが涙を流して

血を吐きながら狂ったように

みんなと一緒にまた笑えますように

この手で自分を終わらせますように

 

あたしはあたしで

しあわせになってやるんだ