moon's refuge

槻*の織り成す言葉や世界観で詩や日記をメインに綴っていきます!((*´∀`))

綿毛の泪

 

こんばんはー。槻です。

 

 

今日は昨日の映画の続きを観まして

物語、全体としては穏やかでありながら

心情や気持ちをいかに自分と向き合って

本心や本音を打ち明けていくのか

家族であったり、友達や恋人であったり

そういう素直になりたいのになれない難しさ

 

伝えたいのに上手く伝えられないもやもやした気持ちとか

そういうのは後半でも上手く感じられたので良かったと思います。

きっと観る人によっては爽やかでもあるので面白い分類に入るくらいの

映画だったのではないかなと思います。

 

 

ちょっと自分の生活感があまりにも違ってかけ離れすぎていたので

ぼくの中ではあまりハッピーエンドな終わり方ではなくて

少し名残惜しいような、寂しくもあり、切ない終わり方に思えたので

その後の話をもう少し観たかったかなと思いました。

まあでも面白かったと思います。後半の方が展開が早くて観やすかったので

前半は少し退屈に感じてしまう人もいるかもしれないですね。

 

 

そんな中、YouTubeで恋愛の話を対談で話されてるチャンネルが

関連で出てきまして興味本位で観てみたんですが

聞き手に回られてる方の話されている言葉選びや諭し方など

とてもお上手で話される方が相談したり、恋愛の話をしていく上で

仕事の話だったり、性の話だったり、家族のことだったりと

いろいろと飛び出すんですが聞き手の方の話し方が優しいので

話されてる側が泣いちゃってたりするんですよね。

 

気持ちを分かってもらえただけじゃなくて

話し手の性格とか癖なんかも加味した上で一緒に悩んで

話を聞いたり、こうしていくのはどう?みたいな感じで

アドバイスじゃないけど、提案するような形で

話し手としても視野が広がって終始笑顔で

「今日、話せて良かったです。」みたいな雰囲気で帰っていく。

 

 

その人の良さを引き出しつつ、可能性も広げてあげて

恋の応援もしてあげてって感じなので

ぼくも胸にすごいグッとくるものがあって憧れや羨ましさもありつつ

そんな風になりたいけどなれない自分に腹立たしいというか、悔しい

 

高校生とか大学生の頃にぼくも割と聞き役が多くて

相談や悩みを友達や恋人から打ち明けられることもあったんですが

そのときに返した言葉とか自分なりに考えて

いま、こういう気持ちだろうからこんな風に思ってもらいたいんだろうな

みたいな気持ちで話を聞いてて、その途中でたまになんですけど

ぼくも話をしてくれた人から

「なんか泣きそう」とか「涙でてきた」とか言ってもらえたことがあって

それがすごい嬉しかったのを思い出しました。

 

 

最近、そういうような出来事とかは全然なくて

忘れちゃってたのかなとか

自分で自分を見ないようにしていたのかもしれないと反省する部分と

またあんな風に誰かの為に聞いてあげられて

泣いてもらえるくらい、胸が熱くなってもらえたり

その人のためになるような話し方とか出来たらいいなってすごい思いました。

 

 

ただの綺麗事とか偽善者だって思われてしまったら

それまでだと思うんですけど偽善になる程、計算して気を遣えないし

向こうが真剣に向き合って話してくれるなら

こっちも真剣に話を聞かないとってなるから素のままで聞いて

自分の言葉で応えてあげたいって思って

そんな風に泣いてもらえたり、話して良かったって思ってもらえたら

こっちも胸が熱くなって嬉しくなってくる

 

 

感情がこころの中でぱっと空中に浮かび上げるような感じで

綿毛が世界に羽ばたいていく

あのときの言葉も、その感覚も、一概には言えないけど

間違ってなかったって思えるし、話してくれたのが自分で良かったって思える。

 

 

嫁に今日の出来事を話して

あまり、そういう風なので泣かせるくらいの言葉や思いを

伝えてあげられなくてごめんね。って謝ったら

全然そんなことないです。いっぱい泣かせてもらってます。って

笑顔で言ってくれた。

 

 

自分では初めから泣かせにかかって話を聞いてるわけじゃなくて

自然な流れでそんな風になってもらえるくらい

抱えてる気持ちとか悩みを少しでも浄化してもらえるようにと思って

話をしたりしているから、あまり覚えてはないんだけど

受け取ってくれた人が忘れないでいてくれるなら嬉しい

全部が全部、忘れてるわけではないけど

そんなもんなのかもしれない

 

 

その人の為を思って羽ばたかれた言葉たちは

イムリーで届けられるから保存が利かないんですよね。

後でも渡せる言葉なら、そのときじゃなくてもいいから

覚えてると思うけど鮮度が違う

 

苦しんでるときとか悩んでどうしょうもないときは

後とか先とか言ってる場合じゃない

いま、どうにかしたいって思ってる人が大半だと思うから

色褪せないままの、冷めてないうちの言葉は

その瞬間に伝わるから余計、感動するのかなと思った。

 

 

 

まあ、なんだ

奥さん、話を聞いたり相談乗っててぼくが言った言葉で

泣いちゃったかも、みたいなエピソードで2つくらいしか

思い出せなくてすみませんでした。忘れないようにします

 

 

今度、お詫びにスイーツでも買って許してもらおうと思います。

 

泣いてもらって、笑顔にしてあげられるような

そんな素敵な男性になりたいなって思いました。

そのぼくが観た動画は映画よりも伝わってくる物がありました。

 

 

作り込まれたものだけがいいとは限らないんですね。

肝に銘じておきます!

 

おやすみなさい。