moon's refuge

槻*の織り成す言葉や世界観で詩や日記をメインに綴っていきます!((*´∀`))

透明人間こころは赤し(ぽえむ)

 

 

こんばんはー

槻ですー

 

昨日、自分の中で思った以上に

伸び伸びと詩が書けて

そのままの感覚で目覚めたので

今日も朝からそんな感じの不思議でいて

なにかいろいろと思い浮かびそうだなあと考えてました

 

 

通勤で通る道が信号が多くて

そのことを思い浮かべていたら

信号の赤、青、黄は家族で

いつも一緒に仲睦まじくいるんだろうなあとか

深夜、赤信号が点滅しているのは

お母さんは夜勤なのかなーとか

どうでもいいようなことを思いながら

ひとりクスッてなってました

 

危ない人です

 

他にも同じようなあり得ない状況や場面を

いろいろと思い浮かんで

それらを何か詩に出来たらなあとか思っていたんですが

さっき、お風呂に入っていて思い浮かんだことを

結局、詩にしてみようってことになりました

 

 

ぱっと一瞬、思い浮かんだだけなので

どんな展開になっていくか

書いてみないとぼくも分からないですし

同じ詩はもう2度と作れないかもしれないので

慎重に大事に綴っていきたいと思います

 

少し触りだけ奥さんに軽く話してみたら

「すてき・・・!」って言ってくれたんですが

そんな期待に添えられる詩になれるよう頑張ります・・・

 

 

 

 

「透明人間こころは赤し」

 

ぼくは生まれたときから色が無い

言葉も身体も

自分の思想も

鼓動も記憶も生きた証も色が無い

 

たくさん歩いて

道に迷って

ここは一体どこだろう

 

 

森のようなその場所で

ぼくはちいさな光に恋をした

 

ひとしずくの光が包んだ竹の中から

ひとりの人が飛び出して

ちょこんと座って

ゆっくり空を見るのです

 

ぼくの目の前に現れたその人は

勇ましいまでにかっこよく

たくましく凜としていて

品があって美しい

 

 

こんなにも

鮮明で記憶に刻み込まれる出来事が

こんなにも

見とれてしまう瞬間があっただろうか

 

 

世界が気になるその人は

笑って走ってよく転び

よくお腹を空かせて

また笑う

 

世界に存在していないぼくは

いつしかキミに会いたくて

何度も何度も眺めに行ってた

 

キミは変わらずよく笑い

絶えずあふれ出る優しさが眩しいくらいに

ぼくの胸がいっぱいになる

こんな時間がもっと続けばいいのに

 

 

ある日、キミはいなかった

探しても探しても

どこにも全然、見つからない

 

後から知った

キミが月に帰ってしまったこと

 

 

後悔してもぼくの声じゃ届かない

ぼくの気持ちは伝わらない

泣いても嘆いても

土砂降りの中じゃ意味がない

 

打ちひしがれて死にたくなったぼくだけど

空は無情に晴れていく

 

 

朝日が昇って眩しくなって

ぼくが遠くを見据えると

こころの奥が赤く染まって光るんだ

 

記憶も思いも蘇って

ぼくの鼓動が震えだす

 

幸せすぎた瞬間も

好きだった気持ちも

今となっては遅すぎた

 

キミがくれた色なのに

 

誰にも響くこと無いその声で

ぼくははじめて

たくさん泣いた

声を枯らして月に向かって

自分を忘れて

 

 

ぼくのこころが赤くなる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか詩のつもりで書いていましたけど

書いている途中からいろいろと書きたい欲が出てきて

書いていたら詩じゃなくなってきた感もありますが

自分の書きたいように書きました

 

 

物事には陰と陽があるように当然ながら表と裏が存在して

友達たちと冗談とか理想とか語る上で

透明になれたら何がしたい?なんて話したことがあります

 

透明人間側にもデメリットや抱えるべき不安や辛さも当然あって

「声」や「気持ち」は透明でも透明じゃなくても見えません

透明人間は好きな人に触れることも出来ません

誰かと一緒に笑ったり、会話したり、オシャレしたり

透明人間には出来ないことがぼくらには出来ることがきっとたくさん

まだまだあります

 

自分の好きな気持ちを相手に伝えられて

好きな人や友達と過ごせて

自由に気ままに存在することが無かったことのないように

生きていられたら透明人間も違った人生を歩めたかもしれないですね

 

そんなことを考えて以来、透明人間になりたいなんてことは

あまり簡単に口にするのは止めようと思いました

好きな人に好きだと言えず、自分の存在すら認知されず

ただ時間だけが過ぎて行くには振られるよりも辛いことだと思うので

いつか報われる日が来て欲しいです。すごく

透明人間だってしあわせになる資格はありますよね!

 

 

なんかちょっとしんみりしちゃって

自分で書いてて少しうるっと来ました

親バカみたいな詩バカです

 

 

長くなってしまいましたけど

最後に存在や姿は見えていなくても気配は分かる

かぐや姫も透明人間と一緒にいる時間が

すごく好きだったように思えます

なので、あまり気負いすることなく自分に自信を持って

好きな気持ちは好きなままでいいんだよっていう思いを込めて

朝日を照らすことで色をプレゼントしたんだと思います

 

かぐや姫には分かっていたんですね

言葉を交わさずともわかり合えることがあるのは

人間も透明人間も同じかもしれないですね

 

 

そんな温かい気持ちを育める人間になりたいです。

 

最後まで読んで頂いて本当にありがとうございます。

いつもたくさん星を付けて下さって

読んで頂いて、コメントを頂いて、とても嬉しいです!

励みになります!これからもこんな調子で詩やブログを更新していくと思うので

温かい目で見守って下さい!本当にありがとうございます!

 

それではおやすみなさい!

ぼくも月に帰ります!←