moon's refuge

槻*の織り成す言葉や世界観で詩や日記をメインに綴っていきます!((*´∀`))

イベント終わりの宴にて

 

おはようございます

こんにちは、こんばんはー。

ほとんど治ってきたんですけど

まだ若干憂鬱な槻です。

 

 

隣の芝は青く見える、でメンタルがえぐられる状態のことをなんて言うの。

隣の青竜のバーストストリーム?違うか。

昨日よりはだいぶ元気になってきたので大丈夫です!

 

さて今宵はですねー

nama-hamuさまのお題をお借りしまして

記事を書いていこうと思います!

お題をお貸し下さいましてありがとうございますっ!

 

 

 

 

お題「夫婦(カップル)の馴れ初めを教えて下さい。参考にしますので(笑)」

 

 

 

今の奥さんと出会ったのが7年前の2016年の8月20日の土曜日で

 

 

ぼくの前々回のやたら長すぎる記事を読んでもらえれば

分かると思うのですが…

tukimoon.hatenadiary.jp

 

 

結構、精神的にも肉体的にも憔悴しきっていて

生きる気力が見いだせずにいて

ただ仕事をして家に帰るだけの毎日。

 

 

お休みの日も食事をして、トイレ、お風呂、寝る。みたいな

必要最低限のことくらいしか出来ない程に余裕がなくて

生きる楽しさも価値も欠落、欠乏していて

完全に終わってるときでした。

 

 

こんなとき、ドラマや映画とかで

救いの女神様だとか運命の女神様なんていないとか

どうして自分だけ・・・どうこう、みたいな場面を見たりして

記憶の片隅にあったのですが、その当時は本当にそう思ってて

プライベートで事故ったのは自分のせいだから

会社側は知ったこっちゃないのはそうなんですけど

ぼくの中で、(プライベートがそんな状態なんだから)せめて

仕事だけでも充実感を見出して、切り替えたいところだったのですけど

 

 

そんなときに限って職場で過度なパワハラやいじめに遭い

精神面や肉体面が改善するどころか、さらに悪化していって

人生ではじめて自傷行為をしてしまって。

そのときは自分を救う方法はこれしかない。と思って。

他のことを考えるスペースも脳も全然なくて、それこそが必然。

絶対的な安定した最善の答えとまで無意識ながら思い込んでて

その様子を意識が虚ろになりながらもSNSに上げたら

家に警察がきて、安否確認とか言って勝手に上がり込んできて。

 

 

きっとぼくのことを心配してくれて、だと思うんですけど

投稿を見た方に通報されてしまって。前科も無いし

非行にも走ったことが無い、健全で真面目な人生を歩んできたつもりの

ぼくの自宅にパトカーが2台。近所は騒然としたことでしょう。

1番驚いたのはぼくだけどね。無事でした。

駆けつけて下さってありがとうございます。

 

 

 

そんな錚々たる、現時点でもその当時が1番波乱に満ちていて

しんどかった状態のぼくなのですが

そんなぼくのことを見かねて親友が声とかけてきてくれたんですが

最初は声は届かず、目の前で落下していったり

心ここにあらずな状態だったと思います。

 

 

いろいろと尽くしてくれたんだと思います。

(でも、あまりにもしんどすぎて当時の記憶が曖昧であまり記憶がない)

 

 

このままだとだめだと思ったのか

その親友が参加しているちゃんとした団体のボランティアで

遠征に行くんだけど人数が足りないから何も考えなくていいから

一緒に来てくれないか。って誘われました。

 

 

最初は普通に断ろうと思っていました。

もう息を吸って吐くように当たり前のように。

自分がこんな状態なのに、ボランティアなんて出来るわけない。みたいな。

 

 

だけど、言ってくれた親友の目があまりにも真っすぐで

仕事と自宅の往復だけの毎日に飽きていた。っていうことを言い訳にして

自分が変わろうとすることに逃げたくなっていただけかもしれません。

なので、今回だけ参加して嫌だったら途中で帰ってもいいから。

って言ってくれたので、騙されたつもりで

かなり嫌な表情が出てたかもしれませんが

渋々、了承しました。

 

 

騙されたよねー。いい意味で。

 

 

 

 

向かった場所は、かなり遠くて出発地点から

片道8時間かかる場所で、途中で帰ってもいいからって言われたけど

8時間もかかるなら半ば諦めて最後までいるよね。とか思いつつ

その場所について、いろんな人と交流したり、ボランティアとして

出来ることを少しずつ(最初はほぼ無言)でやっていたら

 

 

あれ・・・?みたいな。

本当はボランティアとして

交流を通して元気になってもらえるように接したり

イベントや空港祭のお手伝いをして

笑顔にするんだって意気込んでいたんですけど

 

 

途中から勧めてくれた親友よりも夢中になってて

こっちの方が温かい気持ちにしてもらって

ぼくは参加した最初の時点のメンタルがそんなだったから

余計に沁みるものがあって、もう涙があふれました。

そんな状態のぼくにとって、人から優しくされたり

温かく接してもらえることがこれまで無かったので

ぼくの中でコミュ障が少しずつ雪解けしていくきっかけにもなりました。

 

 

嫌々、付いていったボランティアだったんですが

お声かけ頂いた際は毎回行くようになって

親友が不在のときでも自分だけ参加させてもらったりして

2年くらい過ぎた頃くらいですかね。

 

 

もうその頃には完全に治っていて

人前で笑えるまでになっていましたー。

それでも1年半くらい立ち直るのにかかったんですが…。

 

 

 

それであるときに、夏祭りのイベントがあるから

そのスタッフとして参加して欲しいっていうことで

久しぶりにボランティアで親友と再会して

顔を合わせて参加しましたー。

 

 

そのときは、いつも行っている場所では行われずに

ぼくたちがいる地元のイベントだったんですが

盛り上げるためにわざわざ8時間かけて

いつも行ってた先の人たちが今度は逆に来てくれて

すごい楽しくて、盛り上がってて

青年団の人たちや地元の人たちもたくさん参加されてて

めっちゃ盛り上がってましたー!人だらけだったけど。笑

 

 

イベントが終わって、打ち上げになって

ぼくと親友はぼくらが参加してた団体の代表と仲が良かったので

「これで全員なんですかー?」って聞いたら

「後からさらに2人くるよー」って言ってくれて

えっ。まだ増えるのか。とか思ったけど

「そうなんですねー」とか言いながらお酒飲んだり

ご飯を食べたりしてて

 

 

 

親友が住んでる場所やイベントがあった場所は

他県で、ぼくが住んでる場所は県外だったんですが

8時間かけて来て下さった方たちがいるのも当然、県外で

その日は、ぼくはもう帰れないので(終電が20時には無くなる為)

イベントのあった施設に泊まることになってたんですけど

施設長さんが名簿を確認したときに

 

 

イベント場所の県と

いつも行ってた県の2つの県からの参加者だけだと思っていたみたいで

その中で、さらにぼくだけ県外がいるので

あれ・・・?ってなってて、

「この方はどなたですか?」って聞かれたので

「あ。ぼくですー。」って手を挙げたら

すごい不思議そうな顔をされて

「どういう経緯で?(このボランティアに参加したのか)」って

興味津々に聞かれて

簡略的に説明したら

「・・・いいですね!!その話、ぜひ後でみんなの前で話してください」

って言われて、

 

 

うぉい!まてまてまて。

改善してきたとはいえ、ばりばりのコミュ障だぞ。まだ現役だぞ。

なんなら見渡すだけで30人超え、もっといるか。それくらいはいるぞ。

みんなの前で話す…?!!嘘でしょ。とか思って

 

 

助けを求めるべく目線だけで親友を見つめたら

お酒を取る振りして気付かない素振りで誤魔化されて

親友曰くアドリブでいきなり振られる話が苦手だから

こっちに来ませんようにっていうので見捨てたらしい。笑

なんてやつだ。←

 

 

 

ああ、いいさいいさ。いっぺん地獄を味わったんじゃい。

もう失うものなんてなにもないし、怖くも無い。

救ってもらったんだ。思いの丈、すべてぶちまけてやる!

 

 

って意気込んで話し始めたんです。ガチで。

めちゃくちゃ本気で。アドリブで。カンペなんて無いし

記事に書いてきたような内容を頭に思い浮かべながら

瞬時に口頭で話してって感じで。

 

頭の中で言葉を文章化する際は自分が口頭でお話している姿をイメージして

文章化していくので比較的、話しやすいんです。

 

 

そうしたら、人数が人数だけにガヤガヤしてて聞いてないんですよね。

なんだ、聞いてないのか。まあお酒いっぱいあるし

盛り上がってるし、仕方ないか。とか思いながら

でも聞いてないなら緊張しなくて、逆にいいんじゃないか?てか思って

調子に乗って、声量を増やして身振り手振りで話していたら

 

 

ガヤガヤしていた声がピタリと止んで

誰も喋らなくなって、ぼくの話をすっごい大切に真剣に聞いてくれるんです。

これまで生きてきた中で、こんなにもたくさんの人が自分の話に

耳を傾けてくれたことなんてあっただろうかって思うくらいに。

 

 

満足いく感じで最後は高揚感感じて話終えたら

涙してくれる人もいたり、すごい嵐のような拍手が起こって

その音でビクッってなって、我に返るくらいの。

でもすごい嬉しかったです。

「すごい、感動した。」とか

「その場所(ボランティアで行った)行きたくなった」とか

「営業、向いてるね!!(?)(話し方が上手かったのだろうか?謎)」

とか言われて、びっくりしました。

 

 

ちょうど、ぼくの話が終わった瞬間。ほんと秒です。

後から来ると言ってた2人が来たんです。参加されてた皆さん

「もう少し早かったら、すごいいい話聞けたのに。」って

めっちゃ持ち上げて下さって。恐れ多い。頭で思い浮かんだことを

そのまま素直にお話しただけなので同じ話は2回と出来ませんけど

大した話じゃないので。でも、大体は記事で書いた通りのことを

お話した感じです。

 

 

そうしたら代表が、おーきたきたー。とか言って

紹介して下さったんですけど

すごい不思議なことが起きたんです。

さっき、ぼくがお話してたことよりもさらに。

 

 

というのもこのイベントに参加する前日の夜に

大好きだった母方のお爺ちゃんが夢に出てきたんですよ。

亡くなられてからしばらく経ってたんですけど。

無言で、でも温かくて穏やかな表情で、とても落ち着いていて。

 

その夢を見た瞬間、はっと目が覚めて

何かを伝えようとしたのかなあって思ったんですが

あまり深く考えずに寝たんです。

 

 

それで遅れて来た2人は男性と女性で

その女性の顔を見た瞬間に

無意識の心の直感で「あ。この人と結婚する」って思って。

さっきまで話してて、高揚感はあったけど

まだ緊張も残ってたからどきどきしてて

でも、そんな感覚とか言葉が脳裏に急に出てきたら

自分の中では意識してなくて「!!!?」みたいなわけですよ。

 

 

その女性が今の奥さんなわけなんですけど

もしかして、お爺ちゃんは奥さんと出会わせてくれたのかなあって思います。

 

 

奥さんもボランティアに参加してたんですが

ぼくが仕事で参加できなかったときに参加してて

ぼくがボランティアで活動していたときは

まだメンバーじゃなかったみたいなので

比較的、新しく入ったみたいだったので

イベントの打ち上げで初めて出会ったんですよね。

 

 

 

初対面の人に本当にそんなドラマみたいに

直感で思うことってあるもんなんですね。びっくりです。

 

 

なのでその気持ちを忘れたくなくて

結婚記念日は、はじめて付き合った日じゃなくて

初めて出会った日にしました。

 

 

告白してきたのは奥さんの方だったけど

お付き合いする返事でオッケーした際は

嬉しさのあまり、感極まって泣いて喜んでくれましたけど

ぼくがプロポーズしたときは泣かずに、普通に喜んでくれました。

 

 

逆じゃない?←

普通、プロポーズのときこそ泣くよね?←

結構、がんばったんだけど。←

 

 

サプライズでプロポーズしたんですけど

それ自体は、成功して驚いてくれたので良かったです✨

 

 

奥さんと出会って7年で

結婚して5年になりますけど

ぼくの親友やボランティアの関係者の方たち曰く

「すんごい仲良いねー。付き合いたてみたい」って言ってもらえてるので

嬉しいことです。喧嘩も1度もしたことないし

落ち着いた、穏やかな雰囲気のままずっとそのままの状態ですねー

 

 

それ以降、転職して今の会社になってからは

いじめられることや自傷行為も減って無くなって

普通に人と目を見て話せるようになって

コミュ障も著しく改善されて、8割9割くらい克服できましたー。

 

 

今年、第一子が生まれて

いまは子育てに奮闘してますが

さらに仲が深まった気がします!

 

 

出産の立ち合いではおいらの方がぼろぼろ泣いてごめんよ。

生まれてきてくれた感動も然る事乍ら

出会ってから、妊娠して、出産まで今日に至るまで

ずっとずっと見てきて、奥さんの努力とか頑張ってきたのが

すごい分かるから。それで本当にいままで良く頑張ってくれてありがとうって

その気持ちがすごい強くて、それで泣けてきて

さらにちゃんと無事に生まれて、余計泣けちゃってみたいな感じだったけど

しばらく涙、止まらんくてごめん。

 

 

 

 

きっと、この記事も奥さんには読まれると思うので

最後くらい、普段、喋ってる感じでいいや。

いつもありがとうー。これからもよろしくお願いします!

 

 

親友やボランティアで携わらせて頂いた方や交流ある方には

ほんとに頭が上がらないです。いい巡り合う機会を下さって

本当にありがとうございます!

 

 

おいらの馴れ初めですっ。

 

長文は安定したぼくらしさ←